長岡新聞・悠久録No.1171:「出羽・上山藩の米百俵」

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悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞・関西電力のワイロ
おどろいた。本当にビックリした。関西電力のことである。同社は福井県高浜町に原子力発電
所を運営している。同社役員らは、この町の助役(故人)から3億円を超える金品を受け取って
いた。その期間は2011年からの7年間というが、同社会長はさらに遡る2006年から受け取
っていたことが判明した▼資金を提供した助役は同地の土木建築会社の役員で、土地の顔役
だったとのこと。断ると激高するため、役員らは断ることができず自宅で保管していたと語る。
まるで駄々っ子のようだ。おかしいと自ら思わなかったのであろうか。すでに返却したと語る神
経にもおどろく▼地元の協力を得るために助役の協力が必要だったとも語るが、そうであれば
カネの流れが逆である。役員らは違法性はないという。法令に違反したわけではないから辞任
しないとしている。カネをもらって何が悪いと開き直っているように見える。何か醜悪なものを見
たような気分である▼世の中の全てを法律で決めることは無理である。だから法令遵守にとど
まらず、倫理規範が問われることになる。「企業倫理」が叫ばれ、「コンプライアンス」が指摘さ
れる。原発は国の根幹に関わる事業であるから、ことさら厳しくなる。関西電力には高潔であっ
て欲しかったと、多くの人に共通する思いだろう▼せめて潔い辞任を再考したらどうか。(とけ
いそう)


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