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年末になると1年間の回顧が盛んになる。「今年の・・」と称するイベントは意外に多い▼1年を
1文字で表す「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)は、いつも話題である。今年は 「災」だった。清水寺(京都市東山区)の貫主が揮毫するとどよめきがおきた。ロケーション抜 群の舞台での揮毫のせいか、注目度はこの上ない▼「今年の創作四字熟語」もある。住友生 命の主催で秀作50熟語が発表になった。「猛夏襲来(もうかしゅうらい)」「台量発生(たいりょう はっせい)」「地震暗来(じしんあんき)」などが揃った。いずれも馴染み深い四字熟語からの転 用で、順にいえば「蒙古襲来」「大量発生」「疑心暗鬼」となる。今年の災いを表現している▼四 字熟語は『千字文』に遡ることができる。千字の異なる漢字を250の四字成句にまとめたも の。これを書聖・王羲之(おうぎし)の筆跡を集めて構成したという。成立は6世紀の始め頃と 古いのであるが、今も習字の手本として大切にされている▼「社会部長が選ぶ今年の十大ニ ュース」(新聞之新聞社主催)も社会問題を映して興味をひく。こちらの1位は「森友問題で財 務省が公文書改ざん、佐川氏ら幹部大量処分」だった。さらに「日産のゴーン会長逮捕で世界 に衝撃」や「オウム事件で松本元代表ら13人の死刑執行」などが続いている▼今年のニュース は暗くて悲しいことが多かった。それが漢字1文字あるいは4文字に現れている。だが、そのな かで天皇陛下の「深く案じています」のお言葉が心に沁みた。(とけいそう)
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