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「2018ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が12月3日、発表になった。毎年
恒例の行事であるが、1年間の世相を映して興味深い。『現代用語の基礎知識』(自由国民社 刊行)をベースに選考委員会がトップテンを選び、さらに年間大賞を選んでいる。1984年創始 のイベントである▼今年の大賞は「そだねー」。オリンピックでブームを巻き起こしたカーリング の選手たちが柔らかな笑顔で発していた。勝負にかける意気込みを内に秘めながらも、決して とげとげしくならない。氷上にあたたかな風を感じさせたものである。トップアスリートが発する 和気藹々の言葉は私たちの心に響いた。選考委員会はなかなか良い言葉を選んだ▼大賞は 逃したがトップ10に選ばれたなかには「eスポーツ」「スーパーボランティア」「災害級の暑さ」「奈 良判定」などがある。いずれも、ああそんなこともあったと回顧させる。なかでも「災害級―」 は、災害なら防ぐべきであるとして、学校にエアコンが入るきっかけにもなった。来夏の学び舎 は涼しくなる▼「夏は暑いもの、冬は寒く、雪が多いもの」が雪国である。だが耐雪から克雪へ そして利雪へと変わってきた。同じように猛暑を災害と認識することは、暑さへのスタンスも変 えていくことだろう。画期的な言葉だった。夏の学校生活が変わるのであるから、言葉の力は 凄い。「あおり運転」「悪質タックル」なども巷をにぎわしてノミネートされたが、入賞はならなか った▼言葉の重みを感じさせる大賞だった。(とけいそう)
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