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悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞悠久録No.1128:新潟県知事選挙
(5月31日分)
いよいよ県知事選が始まった。投票日は6月10日である。前知事の米山隆一氏の辞任が突然
だったため、対応する時間が少なかった。立候補者選びも難航した側面がある。それでも3人
が立候補して、それぞれの主張を展開している▼候補者は自民、公明両党が支持する前海上
保安庁次長で元副知事の花角英世氏(60)、立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の野党5
党や衆院会派「無所属の会」が推薦する元県議、池田千賀子氏(57)、それに元五泉市議の
安中聡氏(40)で、いずれも無所属の新人である▼争点はいろいろある。もっとも注目を集め
るのは原発だろう。池田氏は「『三つの検証』なくして再稼働はない」と声を張り上げる。さらに
人口減少対策や農業問題にも言及。自分自身が農家であることを強調して「新潟のことは新
潟で決めよう」と訴えている▼安中氏は「原発の事故が起きれば、新潟の農業、子供たちの未
来が一気に水の泡になる。新潟は広いが、全体が風評被害を受けることはあってはならない」
と力説、「原発の全面廃止」を主張する。一方の花角氏は「原発はない方がいいが現実にあ
る。検証委員会の結果を待たずにできることをやっていく」と訴え、方向を変えそうだ▼それに
しても米山氏の犯したミスは大きかった。米山氏は「政治家は公の奉仕者である。理想を示す
者である。自分は公職にある者の重みを理解していなかった。心から謝辞したい」と述べてい
る▼これを「他山の石」として、3人には有意義な方向を示して欲しいものである。(とけいそう)


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