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コロナ禍の留学生を食品で応援
国際交流協会とフードバンク

 コロナ禍で生活に困っている留学生を支援しようと、長岡市国際交流協会(原和彦理事長)と
フードバンクながおか(山崎一雄代表)の2団体が食料詰め合わせと米を配布した。事前に申
し込みのあった市内4大学と高等専門学校、専門学校9校、合わせて14校に通う253人の留
学生が対象。
 「留学生応援プロジェクト」として国際交流協会が昨年度に2回実施し、のべ556人に支援を
行った。3回目の今回は、フードバンクが加わり米を提供した。

日本と母国の架け橋になるよう

6月25日に長岡大学(御山町)で同大学留学生への贈呈式があった。協会理事長で褐エ信社
長の原氏が「留学生は支援の手が届きにくい立場にいるので、少しでもお役に立ちたい。ワク
チン接種が進み、いい方向に向かっていると思う。それまでもう少し頑張って欲しい」と励まし
た。
フードバンクは、ひとり親の子育て家庭に毎月米と食品を贈っているが、昨年から学生をも応
援している。山崎代表は「多くの市民や農家から寄付されたお米を食べて、英気を養っていた
だきたい。貴重な日本での学生生活を大いに楽しんで、チャレンジしていただきたい」と語っ
た。
チャン・フー・タオさん(ベトナム・女性)とウ・ユウイさん(中国・男性)が自国語と日本語で、「ア
ルバイトが減り、生活が苦しい。給料が少ないのでありがたい」、「生活を助けてくれてありがと
う」とお礼の言葉を述べた。留学生は週28時間しかアルバイトが許可されていないうえ、週4〜
5日出勤が2日ぐらいになったという。
村山光博学長は「昨年度は5月から7月まで遠隔授業だった。その後対面に戻し、今年度は4
月から対面でやっている。留学生は帰国できず、アルバイトもできず、不安な気持ちだろうが、
一生懸命に勉強に励んできた。今回の支援を受け、将来の日本と母国の架け橋になるため、
さらに勉強していくと思う」と感謝した。

「好評で、支援をやめられない」

国際交流協会からの今回の配布は、レトルトカレー、レトルト米飯、米菓、缶詰などと商品券2
000円分で、原信から協会への寄付金を活用している。「米や缶詰などこれまで人気のあった
ものを増やした」そうだ。1回目は和風にしたが不人気で、2回目は洋風でいこうとパスタにした
ら「重たい」と言われた。そこで今回は使い勝手のいい商品券にしたという。「毎回ブラッシュア
ップして詰め合わせています。好評でやめられなくなった」と、原理事長は笑顔で説明する。
フードバンクからの米2`の袋には「コロナウイルスの感染にご注意し勉学に励んでください」
という日本語と英語メッセージが貼ってある。英訳は国際交流協会に依頼したそうだ。魚沼米
をメインに、十日町、六日町、湯沢、津南、小千谷など米どころの米をブレンドした、いわば、
多くの地域からの善意が詰まったお米だ。
 



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