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(11月15日分)
次期日本代表の某監督が交通事故を起こした。何故と、悔いが残る事態である▼プロゴルフ
ァーの上原彩子選手は伊藤園レディス2日目にしくじった。ミスで19ホールそれぞれに2罰打加 算のペナルティーを受けた。しかもスコアの過少申告をしていたとの判定でさらに30罰打加 算。合計68もの加算で「141」。ワーストを記録して予選落ちになった▼なぜそのようになった のか。試合当日は雨が激しかった。球には芝や泥が付く。このため球を拾い上げ、拭くことが できた(ローカルルール)。ただし「元の位置」に球を戻さなければならない。上原はこのローカ ルルールを勘違いした▼アメリカではこうした場合、「1クラブ以内の置き直し」になっている。 だから球を拭いた後、コンデションの良い場所を選んで、球を置けばよい。アメリカでのプレー が多い上原は勘違いしたのである。さぞ悔やんでいることだろう。フアンもさぞかし、がっかりし ていることだろう▼さらに、同じ大会で松森彩夏選手もしくじった。汚れを拭くためにグリーン上 のボールを拾い上げキャディーに「渡した」。だがどうやら「投げた」らしい。ボールはナント、キ ャディーの頭にあたって、そのまま池へ。池であっても球を替えればペナルティー。2罰打が加 算になる▼1打の違いで優勝したり逃したりのプロの世界では、これは大変なことである。キャ ディーは池に入り、ずぶ濡れになってボールを探したが、深い池だった。ついに諦めて2罰打 になった▼人はときに、悔いが残ることをしてしまう。(とけいそう)
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