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悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.969:台湾総統に蔡英文氏が就任

10月から女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)が施行にな
る。女性の活躍が華々しく同法はこれを後押しする。政府内には女性閣僚が増えた。東京都
知事は女性が選挙を制し、張り切っている。長岡では、先の参議院選挙で女性を国政の場に
送り込んだ▼目を転じれば海外での政権担当者に女性は少なくない。アメリカでは女性の大
統領が生まれそうだ。台湾(中華民国)では、総統に蔡英文(さいえいぶん)氏が就任した。自
伝で「目立たず、安定した人生を歩める人間になりたかった」と述べているが、野党第一党の
党首に就任。ついに総統に当選した▼だが一度選挙に敗れ野に下っている。この時、雨の中
で支持者に向けた演説が語り草である。「みなさんは泣いてもいいが、落胆してはいけない。
悲しんでもいいが、諦めてもいけない。明日からは、また以前の4年間と同じように勇気と希望
を持つのです」と。支持者の心をさらに強くつかんだ。そのうえでのリベンジを果たしている▼
新潟県知事選挙は現職の泉田裕彦氏が出馬しないことになった。泉田氏が翻意する可能性
はまずなく、森氏の優位が鮮明である。全国市長会会長という重責を辞任し、新潟県市長会
会長の職も打ち捨てての断固とした決断が、呼び寄せた好運である。当然長岡では市長選挙
があり、市議会の補欠選挙がある▼さて、これだけ選挙が重なれば女性の候補者が欲しい。
長岡市議会ではまだまだ少人数である。斬新な目線で市政に活を入れる輝く存在を、時代が
求めている。(とけいそう)


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