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(8月27日掲載)
リオオリンピックが終わり24日、五輪旗が東京に着いた。20年に向かい新たな期待が湧いて
いる。日本は前回のロンドン大会でのメダル38個を上回る41個(金12個、銀8個、銅21個)を 獲得。参加国中6位の健闘をした▼日本のお家芸とも言えるレスリングや柔道、体操や水泳 などが素晴らしい。TVにのめり込んだ人は多いことだろう。選手の活躍が目の前に展開する。 まことに感動である。日本の女子の強さにも、改めて感心したりする▼卓球男子団体の銀は 初めての快挙という。選手のオーバーなガッツポーズにも共感が集まり、皆わがことのように 喜んだ。一方でマラソンが思わしくなく惨敗だった。スポーツの世界も浮沈がある。柔道はお家 芸と言われながら、苦しい時期があった。シンクロも体操も、同じく芳しくない時期があった▼そ れを覆したのは選手・監督の不屈の闘志であろう。シンクロの井村雅代監督は「何が何でも、 という強引さと強さを持たなければ」と言っている。一流のアスリートが持つ清々しさは、そのよ うな精神からきている▼20日の閉会式はあいにくの雨だった。だが小池百合子東京都知事 は、華麗で豪華な和服を濡らすこともいとわず、五輪旗をしっかり受け取った。4回左右に大き く振って、トウキョウ大会成功への決意を示した▼安倍総理はマリオに扮した。ドラえもんが用 意した「土管」を通り抜け、トウキョウから地球の反対側リオに駆けつける。赤いボールを高く 掲げて喝采を浴びた▼トウキョウへの期待が、さらに高まった。(とけいそう)
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