長岡新聞・悠久録No.1171:「出羽・上山藩の米百俵」

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長岡新聞・がん治療薬
(5月23日分)

人の寿命は伸びたが癌で倒れる人は多く、不治のイメージが強い。さらに若年者でも罹患す
る。最近では女子ゴルフの大山亜由美選手が25歳の若さで逝った。これからの活躍が期待さ
れていたのに、惜しまれる▼競泳の池江璃花子選手は、血液の癌ともいわれる白血病であ
る。大学に入学したばかりでの闘病生活は悔しかろう。歌舞伎の中村勘三郎さんは発見して
すぐに亡くなった。57歳だった。昔、結核は死病だったが今は特効薬がある。癌については未
だない▼そうしたなか新薬「キムリア」に対する健康保険適用を、厚生労働省の中央社会保険
医療協議会が認めた。これで救われる命は多くなるかもしれない。だが全ての癌に効くわけで
はないようだ。白血病とリンパ腫の内、特定のタイプだけに効果があるという。しかも万一の副
作用も甚大だ▼万全の安全措置の下で投薬することになるのであろうが、随分高額である。3
300万円を超えるという。1回の投薬で済むとはいえ、患者負担も半端ではない。少し前の「オ
プジーボ」も高かったが、最近はかなり安くなってきた。「キムリア」もそのような展開になれば
良いが、どこまで低下するか▼癌は難病のイメージがあり、不治と思われている。そのため
か、今までは隠す傾向があった。だが最近は池江さんはじめ歌手の野口五郎さん、俳優の八
千草薫さん。タレントの小倉智昭さんなど、公表する人は多い。それだけ癌治療に希望が湧い
てきたということだろう▼新薬もできてきた。結核と同じく癌を克服する日が待たれる。(とけい
そう)

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