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悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞悠久録No.1122:国民の祝日
来年4月30日は、天皇陛下が退位する日である。翌5月1日には新天皇(現在の皇太子)が即
位する。さらに平成の元号は別の元号に改まる。即位の礼や改元の儀式があるだろう。重要
な式典が続く▼こうした行事を祝って、5月1日を祝日にする声がある。その場合ゴールデンウ
イークはどうなるのか。法によれば(国民の祝日に関する法律)、祝日と祝日の間は休日にな
る。だから4月29日(昭和の日)との間の30日は自動的に休日になり、5月3日(憲法記念日)と
の間の2日も休日になる▼4日(みどりの日)、5日(子どもの日)は既に祝日であるから、4月
29日から5月5日までの大型連休が実現する。これに土日がうまく繋がればさらに大型にな
る。最近の日本は働き過ぎを嫌うから、5月1日祝日論が実現性を高めている▼今まで実現し
なかったのは、この日は国際的な労働者の祭典(メーデー)の日だからであろう。大型連休が
実現するとはいえ、労働者の祭典を祝日にすることには異論があるのだろう。さらに、休日が
あまりにも長期になれば経済活動に支障が出るかもしれない。反対意見も根強く賛否両論が
ある▼だが即位を祝うとなれば、コンセンサスは得やすい。昭和天皇崩御のときが参考にな
る。このときは即位の日(11月2日)が1回限りではあるが、休日になった。この先例を参考に
して法に基づく祝日にすれば、恒久的な大型連休が生まれる。行楽が増加し消費も増えるだ
ろう。景気にもプラスになるはずだ▼実現に向けて、期待が高まっている。(とけいそう)

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