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No.1055:「日本ビールの父」中川清兵衛
(7月20日掲載)

与板はビールと縁が深い。「日本ビールの父」中川清兵衛(1848〜1916年)は与板に生ま
れサッポロビールを創始した。その与板では「中川清兵衛記念BBQビール園」が今年も開園
して好評である。ゆかりの地長岡で飲むビールはひと味ちがう▼新潟限定ビール「風味爽快ニ
シテ」などを緑風のなかで味わえば、気分はますます爽快になるだろう。気象は不安定であっ
て豪雨の後は猛暑である。連日30度を超えるなかの暑気払いには、ビールが一番である。さ
らに長岡産の枝豆があれば申し分ない▼とはいえ、ビールの出荷量は伸び悩んでいる。今年
の上半期(1〜6月)も前年同期比減少し(1・3%減)、過去最低を更新した。これは5年連続し
ての減少である(大手5社12日発表)。少子高齢化や缶酎ハイ人気などから、落ち込みに歯止
めがかからないという▼6月1日の値上げも影響しているのであろう。安倍内閣はインフレを推
進したいようである。様々な理由をつけて物価引き上げに汲々としている。今回の値上げも町
の小規模酒販店を助けるためという。だが量が減ったのでは総体の金額は増えず、売り上げ
増進にはならない▼ある任意団体の幹事をつとめる某氏がいう。「総会後の懇親会のアルコ
ールを日本酒だけにした」と。たまにはビールも欲しいとの声があるが、ビールにすると会費が
高くなる。任意団体である以上、それは贅沢であると話す▼それでもビールは夏の定番であ
る。「かるくのどうるほすビール欲しきとき」(稲畑汀子)というではないか。(とけいそう)


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