長岡新聞:トップ
社主のプロフイール 
購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
在宅のライター募集:詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:『浦上義昭対談集』詳しくはこちら
川柳、俳句、短歌に投稿しませんか:詳しくはこちら
社外記者を募集中:詳しくはこちら



長岡商議所が市に緊急要望
(コロナ禍の克服に向け)


 長期化するコロナ禍で市内経済が深刻な影響を受けていることから1日、アオーレ長岡で長
岡商工会議所(丸山智会頭)は市に対して「新型コロナウイルス感染症の克服に向けた緊急
要望」を行った。要望を受けた磯田市長は「特別警報は解除されたが気を緩めず、引き続き
感染拡大防止に努める。同時に地域企業が新たな社会環境に対応できるよう支援したい」と
回答した。
 長岡商議所は毎年、市の予算編成前に業種別10部会が議論し、要望書にまとめている。今
回は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う県の特別警報発令で、飲食や宿泊業を中心に市内
経済が大きな影響を受けていることから緊急要望を行うことにした。

ワクチン接種や第三者認証制度などで要望

 この日は、細川恭一副会頭が磯田市長に要望書を手渡した。同緊急要望では、「経済活動
の早期回復に向けた迅速なワクチン接種の推進」と「感染防止対策を徹底するための『第三
者認証制度』の申請支援について」の2点を軸に、中小企業・小規模事業者の事業継続に向
けた支援を求めている。
 細川副会頭は「ワクチン接種は、高齢者を終えた後のこれからが本番、正念場になると思
う。商議所も協力していく。小規模な店舗や高齢の経営者から、今までの申請は利用しづらい
との声もある。多くが利用できるようにしてほしい」と要望し、「商議所としても地域経済が活性
化するよう、鋭意努力していく」と述べた。
 また、北村敏雄副会頭は自身のワクチン接種予約時の話を交え、「高齢者には電話しかな
い。ワクチン接種の予約がスムーズにつながるようにしてほしい。飲食店も規模により格差が
あり、実状にあった対応をしてほしい」と語った。

磯田市長が要望に対して回答

 要望を受け、磯田市長は「市内の感染者は減少したが、警報期間中の努力が実を結んだか
は今後1、2週間をみる必要がある。期間中は、対象のほぼ全ての飲食店が時短営業に応じ
てくれた。窓口での対応をしっかりとし、時短要請の協力金を受け取ってもらえるようにしたい」
と答えた。
 ワクチンの集団接種では、10日の大量の受付開始がスムーズに進むように準備を進めてい
る。国が職場での集団接種を行う考えを示したこともあり、「そうなれば商工会議所の協力もも
らいながら接種を進めたい」とした。
 第三者認証制度に関しては導入された際には、申請におけるサポートに力を入れるとする。
同時に認証店で使用できるクーポン券などを発行し、広く認知、利用してもらえるようにすると
した。
 市の回答を受けて細川副会頭は「迅速かつ力強い回答に心から感謝する。市と協力し1日も
早いコロナ禍の克服、産業界の景気回復に努めたい」と話した。








トップへ
 
社外記者を募集中
在宅のまま、長岡市内のイベント等を取材するものです。
ご希望の方は星野まで
メール:naganews@crest.ocn.ne.jp
電話:0258−32−1933 


トップへ
トップへ
戻る
戻る



長岡で集団接種本格化
長岡で集団接種本格化