|
購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
在宅のライター募集:詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
川柳、俳句、短歌に投稿しませんか:詳しくはこちら
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、長岡市内の公立小中高校は一斉に臨時休校にな
った。そうしたなか市内中学校の卒業式が挙行された。教育委員会からは在校生の参加取り やめ、保護者らの参加人数を抑制する、時間を短縮するなどの指示があり、準備時間も限ら れたなかで、各校様々な対策が取られての卒業式だった。
教育委員会からの「お祝いのことば」は、例年は市長はじめ、市の幹部職員が各校に出向い
て読み上げていたが、今年は文書配布という形になった。
東北中学校では3月2日、卒業式を行った。同校は卒業生の人数が市内で最も多いのであ
るが、報道陣もシャットアウトしての式だった。与板中学校では3日、刈谷田中学校では4日、 それぞれ卒業式を行った。いずれも従来よりも縮小しての式典になった。
与板中学校
3日の与板中学校(長谷川修校長)の式典では、来賓席はなく、保護者には卒業生の3倍の
数の席が用意された。卒業生や声を発する必要のある教員以外は、全員がマスクを着用。卒 業生入場にあたっては、教職員全員が立ち上がり、在校生の分も含めて大きな拍手で迎え た。
式典は、国歌や校歌の斉唱が省略されたが、卒業証書は例年通りに60人の一人ひとりに手
渡された。長谷川修校長は、式辞で「何をするにも『令和最初』という看板を背負い、令和にふ さわしい新しい活動を展開してきた」と卒業生を称えた。
在校生は出席しないので、送辞は文書配布で済ませた。それでも卒業生代表の小林叶芽(か
なめ)さんは、不在の在校生に向かって「直接伝えることができないが、ついてきてくれてあり がとう」と語りかけ、また地域の人たちにも感謝の言葉を述べた。
式典後の全員合唱はなくなったが、卒業記念合唱で1時間ほどの行事を締めくくった。
卒業生と学級担任が退場したあと学年主任が保護者に挨拶。「高校入試は予定通りです。臨
時休校中は春休みではないので、最低限の外出しかできません」と伝達していた。そして、中 止となった3月の給食1日分の返金を行い、異例の卒業式を締めくくった。
校門の外では、臨時休校中の在校生が「そろそろ卒業式が終わるかな」と中をのぞき込み、
卒業生の姿を追っていた。
刈谷田中学校
4日の刈谷田中学校(菅野強校長)の卒業式では、保護者席の椅子が30�aほど離して並べら
れていた。式の前に菅野強校長は保護者に向かって、「いつもと違う式典になるが、心を込め て卒業生を祝いたい。どうか、ご理解とご協力を」とお願いした。
式典は卒業生入場はなく、マスクを着けて個々に着席しての開始だった。国歌斉唱、卒業証書
授与と、練習時間がなく、ほとんどぶっつけ本番だったが、69人の生徒は堂々として式典に臨 み、厳粛な卒業式になった。
菅野校長は式辞を短く済ませ、「卒業式がこんな形になってしまい残念だったが、どうか胸を張
って卒業してください」と、卒業生に語りかけた。ただ1人の来賓として臨席したPTA会長の佐 藤泰子氏は、「18歳成人の最初となる学年だ」と指摘し、「寂しい卒業式だったが、数年後に、 あんなこともあったねと語り合えるようにがんばって」とお祝いの言葉を述べた。
卒業生代表の齋藤快(かい)さんは「もっと素敵な刈谷田中学校を作ってください」、「大好きな
刈谷田中をこれからも支えてくだい」と、姿の見えない在校生や地域の人に、答辞を読み上げ た。
校歌、卒業記念合唱も含めて1時間ほどで式典は終了した。
刈谷田中学校では在校生の健康把握などを「家庭訪問や電話で臨時休業中も行う」としてい
る。
|