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長岡新聞・ひな祭りの季節がやってきた

ひな祭りの季節がやってきた。この時季、長岡では『ひなものがたり』を開催。まち角にお雛さ
まを飾る。14回目を迎える今年は2月18日から3月10日まで。華やかで明るい雛のまなざし
が、春を呼んでいる▼さいわいプラザでは長岡藩ゆかりのお雛さま、河井継之助記念館では
与板藩ゆかりの雛人形。その他市内各所で、持ち主の思いが籠るお雛さまが微笑みかける▼
『京の和菓子 旅の和菓子』(駒敏郎著、1992年刊、本阿弥書店)には、旧長岡藩主牧野家
のお雛さまが登場する。引用する。「さる大名家の末裔でひな人形の素晴らしいのを所蔵して
いる人がいる。拝見に行かないかと知人に誘われた」▼場所は京都、東山永観堂の近くだっ
た。「挨拶が済んで奥の間に導かれる。廊下は薄暗く、ここですと言われた部屋も真っ暗だっ
た」。立ちすくんでいると「ぱっと灯がついた。その瞬間、目の前のあふれるような色彩の洪水
に圧されて、上体がのけぞる思いをした」とある▼雛人形は内裏雛12組に、夫々官女などがつ
いている。「藤堂・蜂須賀・鍋島などの諸家から輿入れをしてきた代々の夫人たちの持参品だ
から」家紋が違う。「このときに出された菓子が"越乃雪"だった」ともある▼さいわいプラザに
展示のお雛さまは、この中の一つなのだろうか。雛には歴史の残照があり喜怒哀楽が遺るよ
うだ。(とけいそう)

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