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(7月11日掲載)
人口減少である。今年1月1日現在の人口は、全国で1億2558万人だった(住民基本台帳・
総務省)。前年よりも30万8000人も減少した。最大の減少は北海道であるが、本県ではナン ト約2万人も減少、ワースト2位だった。人口減は止まらない▼なんとかしなければならない。と はいえ、人口対策ほど思うに任せないものはない。子供が生まれるかどうかは神様しだいであ る。しかも、生まれた子が育って一人前になるにはさらに20年以上の歳月がかかる。人口減少 が分かっていても、どうにもならない▼今の社会システムは団塊の世代が創りあげたもので、 豊富な労働力を前提にしている。流通業の多店舗展開、宅配便の定時配達。コンビニの24時 間営業。深夜も稼働する運輸機関、居酒屋など、全て労働集約型である。人口減少のなかこ のままでの維持は難しい。すでに宅急便業界は対策に走っている▼移住を推奨したとしても、 国内からではこちらの増加はあちらの減少。全体では変わらない。それぞれの努力は貴重と しても抜本策にはならない。教育の現場では学校の統廃合が進んでいる。少子化に対応した 対策は待ったなしである▼同様のことは全ての社会システムでおきるだろう。少人数で維持で きる効率が高い社会システムが必要になっている。今一つは労働年齢を変えることだろう。70 歳、80歳でも働ける社会システムが必要になる▼とはいえ、生き残りは全ての場面で肝要なこ とである。だから個々には総論は通じない。憂鬱なことである。(とけいそう)
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