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長岡新聞・悠久録(6月18日)No.1612 山本五十六の書簡

市歴史文書館が連合艦隊司令長官・山本五十六元帥の書簡集を発刊した。1903年から42
年までに、五十六が長兄と長男、その夫人にあてた手紙とはがきである。命日にあたる4月18
84回目の法要が生家跡の山本記念公園(坂之上町3)で執り行われ、これに合わせて書簡(手
紙、はがき)を、B5版、108ページの1冊にまとめて刊行したもの▼五十六は第二次世界大戦
時、日本海軍の中枢を担った軍人である。ハワイ・パールハーバーの奇襲作戦を主導した事で
世界的に知られる。大戦中に前線視察の途次(当時大将)、米軍機の攻撃を受けブーゲンビル
島上空で戦死した。それを惜しんで元帥。軍神として敬愛され、軍人としての業績も喧伝された。
その人柄も世人の関心を集めた▼「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば
、人は動かじ」の言葉は、人間の機微に触れるとしていまも世上に流布する。1954年、『週間朝
日』が「山本元帥の愛人―」を公開。ついで、作家阿川弘之が『山本五十六』(新潮文庫)でより詳
しく述べたことから「軍神も人間だった」と、世の話題も呼んだ。今回の刊行は、遺族が所蔵して
いた手紙40通と58通のはがき、写真16点、遺品1点の寄贈を受け4版目の刊行としてまとめた
もの▼同館では、是非手に取ってもらいたいと願っている。(とけいそう)


 








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