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長岡新聞:市内の小学校が閉鎖、114年に幕
中野俣小で最後の卒業式

今年度末で、六日市(中潟町)と山谷沢(滝谷町)の両小学校は統合し、4月から岡南小学校
(校舎は山谷沢小を使用)となる。中野俣小(西中野俣)は、栃尾南小学校(上の原町)に統合
される。
 中野俣小では22日、最後となる卒業式が行われた。在校生7人や保護者、教職員、地域の
人たちに見送られ、2人の卒業生はそれぞれの思いを胸に4月からの中学校生活への一歩を
踏み出していた。
同小は、旧中野俣村の東村校と西村校が1928(昭和3)年に統合して誕生した。現在の学制
になってから71年、前身から数えると144年と、長い歴史を持っている。中越地震で被災し、
解体されるまで1902(明治35)年に建築された木造校舎を使用してきた。その後も、1950年
建築の体育館と58年に増築を終えた木造校舎(教室棟)で学習が続けられてきた。
 同小学校は地域と一体となった教育を重視し、「地域の思いを知り、夢を持って未来へ羽ば
たく中野俣の子どもを育てる」を目指す「杜々の森教育」に取り組んできた。伝統芸能「広大寺
踊り」の継承や、地元住民と一緒に行う地区運動会などを通して、児童たちは地域との関わり
を深めていた。
歴史ある伝統校であったが、少子化の波に抗することができなかった。

最後となる2人の卒業生

 卒業式では笠井優子校長が、深澤大和さんと渡邊美空さんの2人の卒業生に、同小の最後
となる卒業証書を手渡した。笠井校長は「閉校、統合へと向かう中で、小学生が活躍する姿は
地域の希望であり、その中心に6年生の2人はいた。9人の仲間のリーダーとして、たくましく
育った2人の姿は、何よりすがすがしく感じられる。社会で活躍する時に、中野俣での6年間を
思い出してほしい」と式辞を述べた。
 卒業生の2人は、真新しい中学校の制服を着て式に臨み、深澤さんは「あっという間の6年
間で、今年の学校行事はどれも特別なものでした。地域の人たちが笑顔で見送ってもらいうれ
しいです」、渡邊さんは「中野俣小を卒業できてうれしいが、閉校することにさみしさも感じま
す。学校でのたくさんの思い出を忘れずに、これからもがんばりたいです」と、それぞれ話して
いた。
 また、別れの言葉として在校生たちが2人に向けて、「元気で明るい大和さん、いつも優しい
美空さん、2人と一緒にすごした日々はいつまでも忘れません。本当にありがとうございました」
と、感謝の気持ちを伝え卒業を祝った。

地元住民らが見守る中での閉校式

 卒業式の後、閉校式も行われた。同小の卒業生でもある地元住民ら約60人も参加。笠井校
長が市栃尾支所地域振興課の佐藤盛雄課長に学校旗の返納をする様子をじっと見守った。
最後に参加者全員で校歌を斉唱し、同小に別れを告げていた。
 同小の後援会長である諏佐英作・西中野俣区長は「時代の流れで、144年で歴史を閉じる
ことになった。地域一丸となっての文化祭や運動会を忘れることはできない。今まで中野俣小
で学んだことを心に刻み、中学校や栃尾南小でがんばってほしい」と語っていた。
長岡市では少子化を受けて市立小学校の統廃合が進んでいる。2016年度末には小国地域
にある上小国小学校、渋海小学校、下小国小学校では児童数が少なく、上小国小と下小国小
では3、4年生が複式学級となっていた状況を受け統合、新たに「小国小学校」が誕生してい
る。
小学校の統廃合は、今後も避けられない流れとなっている。



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