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悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.942:いよいよ選挙

悠久録(6月28日)掲載

第24回参議院選挙が22日、公示になった。選挙区73議席、比例区48議席、計121議席を争
う。新潟選挙区では、自民党から現職の中原八一氏(57)、民進、共産、社民、生活の4党が
推薦した無所属で元職の森裕子氏(60)、幸福実現党の横井基至氏(35)の3氏が立候補した
▼安倍内閣の経済政策(「アベノミクス」)を問い、「安保関連法」の是非を問うことになる。更に
は憲法改正も視野に入る。過半数は非改選を含めて、自民党単独で57議席、自公では45議
席獲得でよい。定数是正後の初選挙でもある▼安倍政権は3分の2を得て憲法改正の発議に
王手をかけるのか。憲法論争へ向けた、今回の選挙は分水嶺になる。共産党はこの状況を踏
まえて、野党共闘に舵を切り替えた。共闘が無かった時代は、野党の票は分散するケースが
多かった。同党は当選よりも党のイメージ浸透を優先していたかの観もあった。だが今回は他
野党との共闘を積極化している▼これは大きな変化である。その結果、一人区のほとんどが
与野党の事実上の一騎打ちになった。新潟選挙区では森氏を推薦する。他の野党とともに、
対立を鮮明にした。共産党の対応変化によって、政界地図はどのように変わるのか。今回の
選挙は新たな試金石でもある▼さらに今回から18歳以上が投票に加わる。県内全域では4万
3829人、長岡市では5360人(内男=2727人、女=2633人)の新たな有権者は、何を思
い何を判断するのか。7月10日の投票日まで、さらに熱い日々が続く。(とけいそう)

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