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(9月15日分)
今日は9月15日。以前は「敬老の日」だった。この日は老人をうやまい長寿を祝う趣旨で、海
外では例がないという。日本的なゆかしい行事である▼1947年に兵庫県多可郡野間谷村 (現在は同郡多可町)の村長と助役が「としよりの日」を提唱したことから始まった。次第に全 国に広まり66年、国民の祝日になった。だが、今はハッピーマンデー制度によって9月の第3 月曜日(21日)が「敬老の日」である▼おかげで「敬老の日」前後は、土曜日、日曜日と「秋分 の日」などの配列によって、大型連休になりやすい。5月のゴールデンウィークにならんで秋の シルバーウィークが誕生した▼厚生労働省の調査では、9月1日現在の100歳以上は5万88 20人で過去最高という。この内おばあちゃんは5万1234人で、87・1%。約9割を占める。行 政は毎年100歳の長寿者に記念品を贈呈するなどして、長寿を祝ってきた▼長岡市では19日 (土)、森民夫長岡市長がアオーレ長岡西棟でお祝い状と記念品を贈呈する予定である。だが 今年度の対象者78人のうち出席は6人。100歳ともなると外出が困難なケースも多いのだろう ▼某調査によれば、おとしよりが最高によろこぶプレゼントは、男性の場合は1位がお酒、2位 が花、3位が和菓子という。女性の場合は花が1位で、2位が洋菓子、3位が和菓子だった。 食品が多いが、男女ともに上位に花があるのは意外である。だが番外には「一緒に外食」「一 緒に旅行」もある。キーワードは「一緒に」なのだろうか(とけいそう)
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