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No.853:「がぁがぁがぁるず」は「アラフォー長岡応援団」
(5月16日分)

長岡市内在住の某司法書士は、大変歌がお好きである。以前弊紙の取材に応えて、若い頃
は殿町で毎晩飲んでいたと懐かしそうに語ってくれた。当時のことを思い返す時、いつもある歌
が蘇るという▼「長岡の夜」という。作詞・作曲は一田与志松(故人)さん。演歌師だった。殿町
の酒場を回りながら唄っていたという。某司法書士はそれを懐かしむ。思い余って昨年末、当
時を知る方に補作、編曲をお願いした。そして歌謡パブを借り切って自らマイクを持った。往年
の懐かしい歌に愛好家が詰めかけ、皆若かりし日を偲んだという▼歌詞には「殿町」「八方台」
「表町」「長生橋」「坂之上」など、長岡の地名が随所に登場する。「こんな歌が長岡にあったの
か」と感動する人もいて、発表会は大成功だった。音楽は人の心にいつまでも根差し、忘れた
多くを思い出してくれる▼同時に新しい歌は日々の新たな思い出を創る。昨年誕生した4人の
アイドルグループ「がぁがぁがぁるず」は、「アラフォー長岡応援団」を自称する。パンチの利い
た歌声があちこちのイベントで大人気。引っぱりだこである。このほどオリジナルのCD「君と歩
いていく〜長岡〜」を出した。2曲目である。「悠久山」「三尺玉」フェニックス」「信濃川」「雪」「ご
はん」などが歌詞に登場し、長岡への熱い思いを示す▼若い女性のグーループアイドル「スト
ーリーちゅうちゅう」も今月誕生する予定である。長岡を力強く歌う声は故郷を元気づけ、愛情
を育む。歌声に新たな思い出が生まれるに違いない。(とけいそう)
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