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悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.1100:「大寒」
(1月25日分)

20日は「大寒」だった。寒の入り(小寒)から立春(節分の前日)までの期間を「寒」とし、その中
間が最も寒気が厳しい「大寒」である。旧暦の季節判断の一つであるが、今もおおむねその通
りの気候である▼この寒さの中で柔道や剣道、その他もろもろの武道が稽古を行う。「寒稽
古」である。厳しい寒気の中での運動は、体じゅうから汗が湯気のように立つ。傍目には逞しく
勇ましく見える。とはいえ「寒中水泳」など、体に良くないのでないかと、心配になる鍛錬もある
▼今週の関東では大雪に見舞われた。毎回のことであるが、今年は特にはなはだしいようだ。
停電した世帯も出た。けが人も多いようだ。車の走行にも不自由している。雪への備えが十分
でない土地は気の毒だ。一方、長岡も大雪だった。JRも雪の中、立往生した。下越ではまだま
だ雪が消えず、苦労している。季節の贈り物とはいえ、何やら切ないことは確かである▼この
原因は、ラニーニャ現象という。熱帯太平洋の東部で海面水温が平年より低く。逆に西部は高
いという。学問的には説明できるようだが、私達の生活はそれだけでは安心できない。ニュー
ヨーク市では零下20度に近く、ロシアでは零下60度まで下がったという。こうした気候変動への
対応は欠かせないだろう。この寒さに対応する術を日頃から準備しておかなければならない▼
「雪国」の名称は返上したいのであるが、一方、雪まつりの準備が進んでいる。小国地域では
3年ぶりに雪上モトクロスを行う。雪を楽しむのも嬉しいものだ。(とけいそう)


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