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悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.1090:東京の「玉子屋」の社是
12月14日掲載

勤めをしていると、お昼が気になる。食事を忘れて働く猛烈社員でも、毎日がそれでは体がも
たない。そこにニーズを見つけて弁当屋が成長してきた▼当初は店売りだけだったが、最近は
配達をしてくれる。しかも容器を回収するので便利である。注文は朝のうちにすればよい。自
分の好みで食べたい時もあるが、そこを少し抑えればこれほど便利なシステムはない▼最近
では事業所のみならず、家庭への配達もする。ユーザーの好みや生活様式、年齢や健康状
態に合わせて、食事を毎日届けてくれる。高齢者向けのメニュー専門の業者も長岡にいる。台
所仕事に難儀する高齢者に好評という▼若手にとっては老親の食事の心配がなくなる。しかも
見守りにもなって、ことのほか便利である。東京の「玉子屋」は1975年、弁当業に進出。毎日
数万食を配達している。同社の社是が面白い。以下に紹介します▼@旧来の方法が一番良
いと信じている、Aもちはもち屋だとうぬぼれている、B暇がないといって本を読まぬ、Cどう
にかなると考えている、D稼ぐに追いつく貧乏なしとむやみやたらと骨を折る、E良いものは黙
っていても売れると安心している▼どうですか。さらに続きます。F高い給料は出せないといっ
て人を安く使う、G支払いは延ばす方が得だとなるべく支払わぬ工夫をする、H機械は高いと
いって人を使う、Iお客はわがまますぎると考える、J商売人は人情は禁物だと考える、Kそ
んなことはできないと改善せぬ▼同社ではこれを「事業に失敗するコツ」と呼んでいる。(とけい
そう)



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