長岡新聞:トップ
社主のプロフイール 
購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
在宅のライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ) 
新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
川柳、俳句、短歌に投稿しませんか:詳しくはこちら


悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.1081:キツネとタヌキの化かし合い
11月7日掲載

「希望の党」は「絶望の党」と手厳しい揶揄が飛びかっている。あれほどのフイーバーを起こし
た熱気は、見事に消し飛んだ。人気商品のカップめん「赤いきつね」と「緑のたぬき」にあやか
って、小池百合子代表を「緑のタヌキ」と呼ぶ向きがある▼民進党の先生方には、門前払いを
喰ったのだから、その悔しさは大きいことだろう。小川氏は「女神」とはどうしても言えず、その
笑顔はタヌキに見えるのか。にこやかな笑顔にすっかりだまされたとの思いがあるのだろうか
▼評論家の池上彰氏が選挙中に小池氏にインタビューした。そして短刀直入、「緑のタヌキと
呼ばれていますが」と聞いた。大変失礼な質問かもしれないが「こういう質問にどのような返事
が返ってくるか。その反応で真実が見える」と池上氏は語っている。一世を風靡する評論家と
もなると、質問の仕方も堂々としている▼その短刀直入の質問に小池氏は「そうよねえ。私は
キツネというよりはタヌキのタイプね」と答えたという。失礼な質問にも怒ることなく、まったく動じ
なかった。「これぞタヌキ!」と池上氏は絶賛(?)する▼一方、自民党幹事長の二階俊博氏の
場合は終始憮然として横を向き、池上氏の質問に正面から答えようとはしなかった。「典型的
な傲慢さ」という。それでも国会は11月1日、首相指名選挙で安倍晋三自民党総裁に312票
与え、第98代首相に選出した。3分の2を超える安定政権である▼国会ではぜひともキツネと
タヌキの化かし合いではなく、真摯な取り組みをして欲しい。(とけいそう)



フリーのライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ) 。今のお仕事
の合間にできる仕事です。
購読の申込みも同番号へ
トップへ
戻る