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No.1078:民進党は無様である
(10月26日分)

衆議院選挙が終わった。自民党の大勝である。「のど元過ぎれば熱さを忘れる」という。戦後
70年、「青年よ銃をとるな」と叫んだ社会党は政権を担ったが、自衛隊を合憲として今は無い。
あの熱は70年の歳月の中で無くなったのか▼希望の党は脚光を浴びたが、あっけないほどの
失速だった。「排除」の論理は有権者に受け入れられなかった。強引な解散は「大義無し」と非
難され、モリカケ問題封印解散などの指摘もあった。それらを帳消しにした「排除」だった▼国
民の総意は北朝鮮の驚異を恐れていた。憲法9条を金科玉条に守ることへの危惧があったと
言うべきだろう。実際に核ミサイルが飛んでくる可能性を無視できなかった。解散時の予測で
は、自民党は40議席を減らし、希望の党が80議席、などであったが、結果は様変わりである▼
この結果、アベノミクスは継続する。膨大な緩和資金が引き続き市場に流入する。株価は上昇
を続けバブル経済を謳歌することになる。黒田日銀総裁は来年4月以降続投するだろう。トラ
ンプ大統領の来日(11月4日)、APEC(べトナム)、ASEAN(フィリピン)の両首脳会談などの
外交。天皇の退位、東京オリンピック。それらは安倍一強の下に行うことになる。憲法改正は
いよいよ政治日程に上る。画期的な選挙だった▼それにしても民進党は無様である。党首に
なって1ヶ月の決断はあまりにも軽率だった。立憲民主党を立ち上げた枝野氏とその一統は
男を挙げたが、日本はこの結果、重要な転換点を確実に折り返した。(とけいそう)



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