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悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.1077:希望の党は棄望か
(10月19日分)

投票日が近い。選挙カーが行き交い、慌ただしい。選挙では名前の間違いは大変だ。間違え
れば、せっかくの1票が無駄になる。候補者は自分の名前を売り込むために必死である▼比
例区での政党名はさらに難しい。投票所では候補者の氏名や政党名を掲示しているものの、
今回は新たな政党が生まれた。投票用紙には判断に迷う名前(疑問票)が出てきそうである。
疑問票が増えれば、開票所の管理者や立会人は判断にいそがしくなる▼総務省では「公示日
に届け出た名称か略称」を判断の基準とし、さらにまぎらわしい名前(疑問票)の扱いを各都道
府県の選挙管理委員会に通知した。「立憲民主党」については略称の「民主党」は当然OKと
し、さらに「立」「立憲」「立民」だけの表記も有効とするようだ▼その一方で「民主」は、他の政
党名にも含まれる。だから判断は示していない。「希望の党」については略称「希望」の他「希」
をOKにするという。反面「き望」や「棄望」が出た場合はどうなるのだろうか。気がかりである。
希望の党には旧「民進党」出身者が多いのであるが、政党名や略称には出てこないため無効
になるようだ▼「支持政党なし」の略称「支持なし」は当然OKであり、「支なし」も同様らしい。だ
が、単に「なし」は無効となる。複雑怪奇であるが、人は名前で多くのことを判断する。名前は
重要なキーワードである▼「トラは死して皮を残し、人は死して名を残す」という。投票日まであ
とわずか。無駄な投票にならないように、心したいものである。(とけいそう)



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