長岡新聞:トップ
社主のプロフイール 
購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
ライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ) 
新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
川柳、俳句、短歌に投稿しませんか:詳しくはこちら

ライター募集:在宅のまま、余暇に文章を書くお仕事です。長岡市内のイベントにも参加できます。余暇を活かして 収入を得ることができます。長岡市内のイベント等を取材するものです。楽しいですよ。ご希望の方は星野まで
(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)

悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.1069:チンパンジーのベッド
(9月12日分)

夏の行楽シーズンで山や海に行くと、雑魚寝のことがある。ベッドで独り寝が多い昨今、雑魚
寝はむしろ新鮮である。朝の冷気が爽やかに胸に沁み込み、気分の良い目覚めになる▼毎
日爽やかな目覚めをしたいモノであるが、睡眠不足を訴える人は少なくない。猛暑の時期は特
に際だち、積み重なって夏バテしたりする。「眠れない」は困った事態で、各種の対策が喧伝さ
れる。そのひとつであろうか、京都のベッドメーカーが最新研究に基づいて「人類進化ベッド」を
発売した▼試作品として30台をだしたところ、即完売した。価格は37万円で安くはないのに、安
眠を求める人は多いようだ。新製品にチャレンジしたきっかけは、チンパンジーの研究から。
京都大学の某先生によると、チンパンジーは毎日ベッドを作るそうだ。樹木の枝を折り曲げて
骨組みを組む。そこに木の葉を敷き詰める。外観は楕円形のお皿のようである。チンパンジー
は、毎日食事の他はベッド作りに忙しい▼某先生は試しに横になってみた。これが今までに体
験したことのない最高の寝心地だった。こんな快適なベッドはない。人間に一番近い動物はチ
ンパンジーであり、その知能は人間の幼児に負けないとか。快適なベッドが、知能を鍛えるの
だろうか。いたく感動した先生のアイディアが新製品に結びついた▼最近の企業は新製品開
発への情熱で満ちている。秋は不眠を忘れてぐっすり眠れるはずであるが、それでも現代人
は時には安眠できない。そんなときには、チンパンジーのベッドはいかがだろうか。(とけいそ
う)


フリーのライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ) 。今のお仕事
の合間にできる仕事です。
購読の申込みも同番号へ
トップへ
戻る