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No.1061:「しっかり朗読」
(8月17日分)

人間の知能は極めて高度であるが、教育で鍛えなければ開花しない。学校教育、家庭教育そ
して社会での教育が重要になってくる。いわば私達はこの3つの教育のなかで生きている▼若
い時の教育からどのような影響を受けるか、どの分野に関心を示すようになるかは、未知の世
界である。今の時点で完璧を求めがちなのが人情であるが、求めてもしょうがないときもある。
「トンビが鷹を生む」ことも、「出藍の誉れ」が起きたりすることもあるではないか。社会生活は
多様で学問の世界も奥が深いのだ▼だから「知らない」ことがあるとの自覚は、重要な処世訓
だろう。記者会見で「北方4島」の名前を聞かれた某大臣は、苦労して応えたものの「小学生の
試験のようだ」と苦笑していた。職務の性質上知っていて欲しいと思うにしても、質問することで
もないのでないか▼この大臣は「役所の原稿をしっかり朗読する」として物議を起こしている。
おおかたは「ケシカラン」との受け止め方である。一方「謙虚で良いのでないか」との声もある。
役所の委員会で委員長を務めたことがある知人は、最初は不安だったという。だが議事進行
スケジュールの原稿が委員長席にあった。おかげで会議は円滑に進んだと話してくれた▼「し
っかり朗読」も、時と場合によっては重要である。自分を含め事務局や列席者の貴重な時間を
浪費することもない。それを「しっかり」やろうとする心は、年齢には関係なく価値がある。それ
があれば政権の「一強」は決して衰えず、混乱は回避できるだろう。(とけいそう)


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