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No.1037:憲法9条を守る会の活動
(5月9日分)

5月3日は憲法記念日だった。太平洋戦争の敗戦で、大日本帝国憲法は廃止、変わって現在
の憲法が施行になった。前文で平和主義の理想を訴え、第九条で「戦争の放棄」、「戦力の不
保持」、「交戦権の否認」を述べて、平和への理想を強く表明している。その日から、ちょうど70
年になる▼各地で憲法擁護の集会があった。長岡では「九条を守る長岡の会」が、「第12回憲
法九条を護る長岡の集い」(代表世話人=大星光史、田邉堯正、栃倉光、丸岡稔各氏)を開
催。擁護を訴えた。その一方で米軍は原子力空母カールビンソンを日本海へ派遣。その警護
に日本政府は海上自衛艦の出動を命じた。緊張感が高まっている▼同空母の戦闘能力は極
めて高い。北朝鮮軍は一蹴されるのではないか。同国としては隠忍自重(いんにんじちょう=じ
っと堪え忍び、自分の行動を慎むこと)が必要である。戦前の日本はハルノートを受け入れる
ことができず真珠湾を奇襲、開戦した。そしてみじめな敗戦。失ったものはあまりにも大きい▼
長岡在住の丸岡稔先生は『若者よ』と題する詩を作った。堀田真紀さんが作曲し、齋藤竜夫さ
んが編曲する。その歌詞にこうある。「若者よ その銃を執るまえに/思い出してくれないか/
君に愛する家族がいるように/相手にも愛する家族がいることを・・」▼とはいえ日本社会党第
7回大会(1951年)での「青年よ銃をとるな」の呼びかけは遠くなった。北朝鮮の相次ぐミサイ
ル発射実験は世界の危機を高めている。恐ろしい国が生まれたものである。(とけいそう)



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