購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
ライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ)
新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
川柳、俳句、短歌に投稿しませんか:詳しくはこちら
悠久録(過去の悠久録はこちら)
新しい年のはじめにあたり、祝意を申し上げます。皆様にはご家族揃って和やかで、穏やかな
新年を迎えられたことと、心からお慶び申し上げます。今年も昨年と同様に良い年でありたい ものです▼悠久山公園の小動物園では日本鶏を5種8羽に増やしました。卵から孵化させて 育てたといいます。天然記念物に指定されている種が多い日本鶏は、酉年の新年に相応しい 縁起物です。長岡の信念を飾っています▼「鶏口となるも牛後となるなかれ」という言葉があり ます。「鶏口」は鶏の口の意味。転じて小さな団体の長をさします。「牛後」は牛の尻の意味か ら転じて、大きな団体に従って使われる者のたとえです▼その意味するところは、大きな集団 の中で尻の位置にいて使われるよりも、小さな集団であっても長となるほうがよい、との意味の ようです。このような中国の古い格言は、英雄豪傑の栄華盛衰を学ぶことから、生まれたので しょう。だれかに従って立身を目指した者、反対に自らが盟主になって成功を目指した者。歴 史のうねりの中で、様々な人生がありました▼米国ではトランプ氏が次期大統領になります (就任は1月20日)。激しい言葉を重ねた選挙戦でしたが、米国は内政重視に切り替わりま す。巨額なインフラ投資を行うことで、米国内の不満層をすくいあげたいようです。そうなれば 米国の景気は回復し、世界は恩恵を受けます。日本も同様に恩恵を受けることでしょう▼「鶏 口となるも牛後となるなかれ」をもう一度かみしめて、新たな年を過ごしたいものです。(とけい そう)
ライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ)
購読の申込みも同番号へ
|