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シリーズ「組合探訪」

第2回

「長岡電気工事共同組合」

その2

地域の電気を守る

「電気は元気」だ

設立50周年を迎える



自然災害では広範囲でライフラインが途絶えやすい。中越地震の時がそうだった。「長
岡電気工事共同組合」では当時、全組合員一丸となって寝食を惜しんで復旧にあたった
。電気が戻った時、地域に元気と笑顔が戻った。まさしく「電気は元気」であった。

同組合は災害時のみならず、日常的なライフラインの安全と維持を図り、社会貢献に役割を
果たしている。その真情が地域に伝わっている。


職業訓練校「長岡電気工事職業訓練協会」創設

第8代目の現理事長、宮下喜克氏(60)は2019(平成31)年から理事長を務め
る。今年で6年目だ。

同組合への加入地区は、旧長岡市と越路町・三島町・与板町。そして、旧栃尾市、旧中
之島町と見附市の7地区となっている。現在長岡市の地域でも、旧小国町、旧山古志
村、旧川口町は小千谷支部となり、旧寺泊町と旧和島村は燕支部に入る。

日本では電気工事を施工するには国家資格が必要だ。同組合としては1人でも多くの電
気工事士を養成したいという思いから、1977(昭和52)年に「職業訓練法人・長
岡電気工事職業訓練協会」を立ち上げた。

国家資格には2種類ある。一般住宅や小規模な商店などは600ボルト以下で受電で
きる。その設備工事ができる第2種電気工事資格。さらに最大電力500キロワット未
満の工場やビルおよび大規模な店舗などの工事ができる第1種電気工事資格の2種類で
ある。

それぞれの有資格者を育成しなければ、地域社会への電力アクセスは全うできない。そ
の思いからの訓練校創設だ。

現在、年間100人近くの訓練生が巣立つ。卒業生は県知事表彰をはじめ各関係機関か
らも表彰されて、社会への貢献度も高いと認められている。同組合の重要な社会貢献
だ。


「引込電設工業�梶vを設立

しかし、電気工事業界も少子高齢化の影響を受けており、人手不足は避けられない。若
者の獲得に組合全体で取組んでいるのが実情だ。

また、2004(平成16)年11月には、住宅を新築するには、高所作業車を使用して
東北電力の外線から電気を引き込むことが必要になった。

だが、組合員の中には外線工事の設備を持たない会社もある。このため、同組合はその
工事を代わって請負う専門会社「引込電設工業�梶v(西神田町2)を設立し、組合員への
支援的役割を果たしている。

宮下理事長は「もし、人手不足で苦しんでいる会社があったなら、組合員同士が互いに
協力し合っていきたい」と電気供給への課題を話す。さらに「今はベテランがまだ残っ
てくれているから助かっているが、これからも訓練校の存在をさらにアピールし、若者
に対してのリクルートを考えていきたい」と力を込める。



(つづく)


 




                       
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